2018年9月15日土曜日

猿を撃退する方法を考える!猿蟹合戦ならぬ(猿vs人)その1

どうも、そらやともきです。

最近、猿の出没が多いです。先日も庭先の柿木に猿が居て実を食べてたそうです。鉢合わせした子供がビックリしていました。猿蟹合戦を思い出した。そして、別の日には畑のネギも取られる被害にあいました。猿には、柵は無効なんですよね。

猿出現の話を聞いた私は、外に出て柿木を見上げると「あれっ柿の実がない」ないんです。例年のこの時期ですと、まだ青い柿の実が沢山あるはずなのですが・・・ない・・・よく見るとてっぺん辺りに少し青い柿の実を発見。

写真では上の方までは見えませんが、本当に下の方は実が無い。こんな事は初めてですよ。




そっか~猿が全部、食べちゃったのかな?それにしても実はまだ青いぞ!こんな事は初めてだ。

ここ、十年位前から私の居住する地域で獣害が出だしました。昔は、獣害を防ぐ為の柵なんてしていませんでした。地域の田畑に柵を張り巡らせ始めたのも、ここ数年です。獣が人里に頻繁に降りだした原因は?山で作物が取れなくなった?人里で、作物を沢山取れる事を覚えて獣が賢くなった?

猿は賢い?
そして、すぐ隣のミカンの木はまだ実が青いですが無傷です。




と言う事は、猿はちゃんと選りすぐって同じ青い実でも柿木の実の方が食べれるという事を理解しているって事か!猿は賢いですね。

まぁ、猿の好みはさて置いて、まだ青い実を食べないといけないくらい、お山の食料事情は切迫しているって事なのかな。

猿対策
対策は、どうしよう。イノシシ、イタチ、タヌキとかは柵で防ぐ事が出来るけど、猿は柵ではダメだな!巷では果樹を守る為に、(猿ガードネット)たる物も販売されているようですね。他にも調べたら蛇の玩具も効果があるようです!

明日、蛇の玩具を百均に買いに行こう!この方が安上がりだしね。効果があるのかないのか?またの機会に!


2018年9月14日金曜日

兼業農家ってどう?兼業農家をしている私の視点

どうも、そらやともきです。

「兼業農家って良いですか?」て聞かれたら今の私なら、まだNOと答えます。兼業農家が良いと思っていたら、もっと早くから農業に力を入れて頑張っていたと思います。

子供の頃から、両親の兼業農家生活を見てきました。
シーズンにもなると本業から帰宅して農業!本業の休みの日も農業!ようは、シーズンになると休みなしです。

で、肝心な事ですが「儲かりますか?」と聞かれれば、これもNOです・・・細かくは計算をした事はありませんが、恐らく赤字です。本業で稼いだお金を農業の赤字に補填をしているような形です。赤字の主な原因は、少ない収入に対しての高額な農機具等です。コンバイン、トラクター1台あたり数百万はします。

残念ですが、これが現実です。

「じゃ、なんでこのブログを始めたの?」って声が聞こえてきますが・・・

私は、農業をやるつもりはさらさら有りませんでしたが、このブログを始めた経緯過去記事こちらにも先述していますが、兼業農家を続けていけれるのか?て事に答えを出したい為に始めました。それと、同時に新規就農や兼業農家または、とにかく農業に関わってみたいと思っている方達の参考に少しでもなればとの思いもあります。

農業は、本当に儲からないのか?
この問いには、私が兼業農家を始めてから収支を記帳しております。時々、ブログに途中経過ですと題してアップしていこうと思いますのでお待ち下さいませ。ただアップするだけではなく、傾向と対策も同時に考えアップします。

農業をやるからには、農業の価値をお金だけに換算するつもりはありません。農業は、人が生きて行くために必ず必要な衣食住の一つを担っています。絶対に必要な職業です。ここに生き甲斐や楽しさがあるのかも見出したい。そんな気持ちもあります。

お解りの方が多いかと思いますが、大規模農家さんなら生活は充分に出来ると思います。ただ小規模農家(または兼業農家)が生き残るには難しい世の中です。私は、兼業農家はこれからも減少をしていく気がします。子供の頃は、何処の田畑も豊作な光景が広がっていました。それが、現代はどうでしょう・・・どこを見ても耕作放棄地帯が広がっています。悲しい光景です。

兼業農家って、農家だけでは生活が成り立たないから会社員とかしながら農業をするんでしょ?てイメージが強いと思います。

そのイメージが変えられたならな~
新しい兼業農家のイメージ「おっ農家っていいね。」「農家が出来るって羨ましいね。」なんて思われる農業が出来るように目指したいと思いますし、農業の楽しみ方、私の、その都度の農業の価値観なんかを正確に記事にしていければいいなーなんて思っています。


2018年9月13日木曜日

稲刈り準備 軽トラに籾を積載するコンテナ編

どうも、そらやともきです。

稲刈りを今週末に控え、軽トラをデコトラではないですが、チョットお色直しをしてもらいました。こんな、感じです。稲刈りシーズンに田園でお目にかかりませんか?




軽トラを後方から撮影しています。これは、コンバインで刈った籾を軽トラに積み替える為のコンテナです。上部から籾を落とし入れて下部にホースを取り付けたら片方を乾燥機に繋ぎ籾を乾燥機に送り入れます。また、週末に使用風景をお届けしたいと思います。

使用しない時は、スマートにして収納しています。



こんな風に縦にして収納します。

使用するときは、まず横にします。




そして、上へ展開します。台車が付いているので、そのまま台車を軽トラの荷台に滑らせて乗せます。軽トラの荷台の上に持って来たら台車を外し骨組の設置完了!




そして、ネットを被せたら完成ですね。




次の、3連休は農作業で終わりそうです。収穫を楽しもう!

2018年9月11日火曜日

ニンニク作り4 化成肥料編

どうも、そらやともきです。

土作りの途中です。今日は、化成肥料を混ぜて土作りのラストスパートです。化成肥料は、窒素8・リン酸8・カリ8が同率でバランスよく配合されている888を使いました。

ニンニクを作る土壌にはリン酸が少し多めの肥料を使うのも良いと聞きましたが、初めてなのでバランスよく888にしました。

本当は、先週に済ませておきたかったのですが、長雨が続き断念していました。




少し、お勉強をしました。
窒素は、葉っぱや茎の生長を促す
リン酸は、花や果実の生長を促す
カリウムは、根や茎を丈夫にして球根を太らせる。

さぁ、撒き終りました。



やっぱ、写真じゃ解りにくいか・・・スコップで撒いたのでコツが解らずまばらになってしまいました。散布機かなんかあればいいんだろうなー

さぁ、10日振りの相方登場。かっとばして行きましょう!




ローラー作戦。




もう少し!


おつかれ!


ちなみに、すぐ隣で父がラッキョウを栽培中



このラッキョウの生育状況も報告していこうと思います。


そして終わった後は、相方の耕運機さんも泥まみれになったので、お背中をお流して細部まで洗車をさせてもらいました。




数日後には、畝をつくるので耕運機さん宜しく!

2018年9月10日月曜日

鉄筋屋さんが使うハッカーと言う工具をご存知ですか?

どうも、そらやともきです。

昨日、畑にトタンと鉄柵を使いイノシシ対策の為の柵を作りましたが、その時に鉄筋どうしを縛るのに使った工具がハッカーと言うよく鉄筋屋さんが使う工具を使用しました。縛るのは針金ですね。この針金を結束線と言います。

これです。1度は見た事ある人、多いんじゃないかな?




実は、私このハッカーと言う工具を初めて使いました。習う人は父ですね。

最初は、上手く使いこなせませんでしたが、3、4回使うと面白いくらい自在に使えるようになりました。これ、鉄筋どうしを固定するのには、とても便利な工具です。農作業でもこれを使うシーンは今後も多々ありそうですね。

↓こんな感じで使用をしました。ただ、覚えたての素人が使った図なので、そこはご勘弁を。

①の結束線を②のフックに引っ掛けたら①を③の結束線に当てて、ハッカーをクルクル回しながら①を③に巻き付けて行きます。




巻き付け終わったら輪っかからハッカーを外したら完成です。これで鉄筋どうしがしっかり固定が出来ました。




明日は、本業はお休みを頂いたので畑に肥料を撒こうと思います。


2018年9月9日日曜日

防獣対策 鉄壁編

どうも、そらやともきです。

昨日の防獣対策の下見の話を父にして、「電気柵でやろう」と父に言うと「金をかける必要は無い!ある物でやれ」と言われた。確かに妙に説得力があり結局は押され、やっぱり父のお勧めのトタンで防獣対策をする事になりました。

よく見渡せば、イノシシが侵入したであろう形跡が所々にあるな・・・

まず、トタンとトタンを固定する支柱を掻き集めました。畑の周囲を覆うだけでも結構なトタンが要ります。隣の畑も併せて囲う事になったので二人で作業をして1時間半で仕上げました。一番しんどかったのは、トタンを固定する支柱をハンマーで地面に打ち付ける作業でしたね。何十本打ち込んだだろうか?流石に手が痺れた。


で、こちらが作業前




こちらが作業後




鉄柱だけでは足りなくなり、さらに竹の杭も使う。ある物で賄う!



最後の辺になるとトタンが足りなくなった・・・これは予想外・・・どうする?父が鉄柵を持って来た。えっ、イノシシから畑が見えなくする為のトタンでは・・・「これ位いいだろう」と父が言う。これも、ある物を使う勿体ない精神だな!その精神の方が優先するんだと自分に言い聞かせ残りは鉄柵で完成をさせる。

これが、その中途半端?なトタンから鉄柵にバトンタッチした光景



よし!!これで鉄壁な筈・・・かかって来いイノシシめ!

今日、思った事は「金をかける必要は無い!ある物でやれ」と父の言葉に納得し、何でもかんでも直ぐに買い足すのではなく、古い物でも使える物は使う!勿体ない精神も農業には必要だなと思う。今後は、居る物をホームセンターにリサーチに行く前に、まず自宅にどのような資材があるかを確認してから行こう!

田畑を荒らす猪に防獣対策

どうも、そらやともきです。

今、防獣対策をどうしようか?迷っています。いや、迷ってる場合じゃなくてやらなければならない事はハッキリしています。私の近隣では日夜、獣が出回り田畑を荒らしております。夜中なんかになると、自宅裏山から「ガサッ・・ガサッ・ドスッ」なんて毎夜聞こえております。そういう訳で、これから植えようとしているニンニクを守る為にも、防獣対策に乗り出します。

3案ほどありまして、トタン・電気柵・金網フェンスです。どれにするかを決める為にも、まずは、ホームセンターに下見!希望の商品はありました。後は金額の計算。私が、ニンニクを植えようとしている畑は10m×20m 2a(200㎡)です。

まずは、トタン。波型トタンです。父の話では、これが一番良いらしいです。理由は、トタンを設置すると、いのししの背丈からは、畑が見えなくなり畑に入りたいと思う、いのししの闘争本能を削いでしまうらしいです。



え~このトタン1枚915円で長さ2m、ざっと60m分は要りますので、まぁ30枚は要るのか・・で合計お値段は=27,450円ですね。


続きまして、父の勧めとは別に私がいいなと思っているのが電気柵ですね。何種類か見ましたが一番安いのでも20,000円、ちょっと良いのになると50,000円になる。ひぇ~




最後に見たのが、これ結構定番なんですよね。金網フェンス。こちらのお値段は一番お安いので2mが1枚358円。トタン幅と一緒なので30枚居る計算になりますから、合計10,740円になります。




結論!金網フェンスが一番安く購入が出来る事が解りました。でも・・・電気柵が欲しかったりします。でも・・とか言ってる場合じゃないんですけどね(笑)

色々悩んでたりしていると、おっカタログを発見!気の利くホームセンターじゃん!ここで悩む時間が惜しくなり、自宅でゆっくりこのカタログを見て、もう一度父に相談をして決める事にしよう!と自分なりにこの場にケリをつけ帰宅。さ~、1~2週間以内には決めないとね。



今日は、ニンニク畑に肥料を撒きたかったのですが、大雨で断念しました。

2018年9月6日木曜日

稲刈り後に必要な、乾燥機・籾摺り機・選別機 

どうも、そらやともきです。

今日も、本業が終わってからの農作業。稲刈り準備ですね。稲を刈ると直ぐにやらないといけない事は籾を乾燥させる事です。どうやって乾燥させるかって、やっぱり機械に頼るしかないですね。我が家の大黒柱よりデカい我が家の乾燥機&籾摺り機&選別機です!



繁忙期以外の時期は、稲刈り機やトラクターも納屋に入れるので、このように固めて置いておりますが、今日は準備でこれらを稼働が出来るようにセッティングをしなければなりません。父と二人でデカい機械を「ヨイショ」「オラッ」と気合を入れ動かします。




一番奥に見えるのが第一関門の「ぬりかべ」です。いや乾燥機です。乾燥した籾は右中央に見える細いパイプ内を移動して籾摺り機へと運ばれます。



籾摺りをされた米は、こちら↓の選別機を経て新米が出てきます。この、「お米にしちゃいます三兄弟」がこの繁忙期を締めくくってくれます。



これで、セッティング完了!後は、1週間後にバリバリ働いて頂きます!昨年に買い替えたばかりです。今年も、素晴らしい仕事をしてくれる事でしょう!

2018年9月5日水曜日

手押し式草刈り機を使いました。その名もカルマックス

どうも、そらやともきです。

今日も、仕事が終わり帰宅したら仕事です。それが、兼業農家!兼業農家を目指している方達、兼業農家になろうかとお考えの方達のご参考になれるブログを目指します!

今回は、稲刈りも近くなって来たので畔の草刈を始めなくてはなりません。いつもは、肩に重い草刈機を背負い延々と刈って行くのですが、父からある物を託されました!「おい、お前これを使え!」「えっ手押し草刈機じゃない」
そうこれです!


クボタ製ですね。詳しくはこちら
<参考サイト:クボタ>カルマックス洒落た名前ですね。Maxに刈っちゃうて事?頼もしい!

父も、今年の初頭に胆管癌の手術10時間に耐えたのですが、75歳と言う事もあり、少し弱気なのか私に「俺が使えなくなったらお前が使え」と言うのです。と言う訳で父からカルマックスのレッスンを受けました。

一通り教わり、使い始めると最初は扱いにくかったですが10分もするとコツが解ってきました。

「これ、メチャ楽じゃん!」しかも綺麗に刈れる。

使用前がこちら、さぁ刈るぞ!



使用後がこちら、所々虎刈り風になっておりますが、初めてなので・・・



側面もハンドルの向きを変えれば楽々、刈れちゃいます。



もうちょっと修行を積んでマスターしようと思います!今日は、ここまで。

稲は、もう少し枯れ色になったら枯れるかな。
今日の田んぼです。



2018年9月1日土曜日

ニンニク作り3 苦土石灰編

どうも、そらやともきです。

苦土石灰
苦土とは、マグネシウムの事を指すようです。もちろん主成分は石炭ですね。日本の土壌は雨の影響等もあり、基本的に酸性に傾いていることが多いようです。その酸性に傾いている土を、中和させアルカリ性に傾ける役割をするのが苦土石灰です。野菜は、アルカリ性を好む作物が多いようですね。でも、全てがそうではないようなので、PHを測定出来る器具があれば良いかもしれませんね。

8月30日(木)
定時で退社して、ホームセンターへ車を走らせました。目的は苦土石灰の購入です。20kg×2袋を購入して帰宅。撒く量は、一般的には1㎡に100g くらいとの事。今日もスコップを使い景気よく撒き散らしました。20aですが2袋40kgで足りましたね。ただ、粉状なのでマスクは必須アイテムですよ!

こんな、感じで撒きました。


この辺りで、もう18時は過ぎています。兼業農家だから仕方ないですね。そして、相方の耕運機登場!




相方さん、お疲れ様でした!なんとか19時過ぎには完了!来週は化成肥料を撒きますよ。今日の作業時間は、撒く・耕すで1時間でした。

ニンニク作り2 堆肥編

どうも、そらやともきです

堆肥
堆肥を施肥することにより、土壌の水持ちが良く水はけが良くなります。また、ミミズや微生物が増えて病害虫の発生を抑制したりもします。そしてこの微生物は有機物を分解してふかふかの土も作ります。こうして出来た土は野菜作りに適した土壌となります。

8月25日㈯
この日、8月25日は近くのホームセンターに発酵牛糞堆肥20ℓ入り数袋を買いに行きました。1㎡あたり、5から6握り程度を撒きます。実際は、スコップでサッーサーとばら撒くようにしました。

下の写真は、最初は辺り一面雑草に覆われて緑一面でした。春から耕運機で2度ほど耕してこの日を迎えております。そして、堆肥を25日夕方に撒き終えてから翌日26日の早朝から耕し終えた所です。