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2022年5月8日日曜日

ゴールデンウイーク最終日 兼業で米農家をしている葛藤

今日で、ゴールデンウイークも最終日ですね。


私はと言うと、カレンダー通りの休日で今日は休みです。ですが、土日は働いたので明日はお休みを頂いています。


今日は、休みなのですが働いています。兼業農家ですから、田植えシーズンに突入です!




トラクターで2反を2時間ばかり耕します。以前は、7反くらいしていましたが親も年齢を重ね年々減反してきました。


近頃の兼業農家(米)は、全く儲かりませんよ。むしろマイナスでお金を払って米を作っている感じです。
 

ですから、私はあまりやる気がないのですが両親の事を考えて細々と米作りに携わっています。


本当、親が出来なくなったら辞めるつもりでいます。


ただ、そんな事も親には言いにくくて黙っています。


何十年も家業としてやってきた米農家です。私の代で辞めようとしている葛藤はあります。


個人で米を作るのなら2~3丁くらいやらないと生活が出来ません。昔なら、そこまでやらなくても米農家だけでも生活が出来ました。


日本の個人でやる農家は、年々衰退を辿っている感じが私的にはします。


近隣の兼業農家さん達は、私が子供の頃に比べたら7割くらいは撤退をしています。


ますます耕作放棄地は増えるでしょう。


国には、昔から日本の兼業米農家をしてきた人たちに、これが絶えないような政策を少しでも考えて貰いたいな。


他の産業にも言えるのかもしれませんが、力がある者だけが生き残る時代にしてしまっては、社会格差は拡がる一方。


これで、経済が上向くのか?私は疑問を感じます。


代々、受け継いできた米農家ですが儲からないのでいずれ辞めようと思っていますが、伝統を私で絶やしてよいものかと言う葛藤もある・・・そんなゴールデンウィーク最終日です。


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2020年5月23日土曜日

青空の下、田植えをしました

こんにちは、そらやともきです。



今日は、以前からの予定通りの田植えです。田靴を履きます。田靴って、ピッタリとしているので結構、履きにくいです。履いた後に輪ゴムでかかとを固定します。これは、田の中で歩く度に靴が脱げるのを防いでくれる役割があります。

田靴




靴を履き終えると、苗箱を田んぼの畔へ運びます。

苗箱を一輪車へ



そして、田植え

乗用田植え機



植え終わった後は、田んぼの角を追加で手で植えて行きます。角まで機械では植えれませんからね。この機械で余った苗を使い植えていきます。

余った苗で角植え



今日は、晴天で良い田植え日和でした。さぁ、晩酌が美味しいことでしょう!



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2018年10月12日金曜日

耕作放棄地を持つ悩み

どうも、そらやともきです。


今日の空やすみは、この三段にわかれた夕焼けです。最近長雨でしたから、久々に見た夕焼け。

10月11日の夕焼け


そして、この夕焼けを見ながら草刈!なぜこの時間?本業のサラリーマンが終わってから帰宅後の農業です。しかも草刈の場所は我が家の耕作放棄地であり田んぼの中の草刈です。だから面積が広い・・・

私は、11月に入ってから刈り始めるつもりでしたが、父が「これ以上、草が伸びると草が倒れて刈りにくくなるぞ」と言うものですから渋々です。まぁ父の言う通りではありますが。

今年は父の病気が切っ掛けで、稲作に関して作付面積を三分の一に減らしました。と言う事は残りの三分の二を耕作放棄をした訳です。

こんな感じです。

我が家の耕作放棄地

さぁ刈るぞ!


1時間くらい頑張りましたが、流石に周囲も暗くなり危険になるので、やむなく終了。また週末に続きをします。

ここまで、今日は終了。


今年の稲刈りは無事に終わりましたが、その後のこうした耕作放棄地は春から草が伸び放題です。荒れたままにしていては、ご近所様の迷惑にもなり刈るしかありません。父は病気で体が弱っていますので、今後は、私が一人でこの三反くらい?の草刈りをするようになるでしょう。

この土地、来年は作付するか悩んでいます?してもしなくてもこの土地を所有する限り、田んぼのメンテナンスは必要です。

我が家は、もともと六反くらいの稲作を作っている小規模兼業農家です。今年は、二反くらいに減らしましたが、来年も二反は稲作をするつもりです。で・・・残りをどうしよう?いっそ畑にしようか?やっぱり私が頑張って稲作をするか?

まだ、答えは出ません。

2018年9月23日日曜日

もち米の収穫と「はぜ掛け」

どうも、そらやともきです。

前回の稲刈りから1週間が経ちました。今日は、餅米の収穫日です。<参考サイト>前回の稲刈りはコンバインに活躍してもらいましたが、今日は、コンバインに続きトップカーとバインダー(稲刈り器)の出番です。

左から、トップカー・バインダー・コンバイン



我が家では、餅米の藁(わら)は畑で畝に被せる為に使用したり、お宮のお飾りを作成する為に、米を取り除いた藁のみ竿に掛けて天気干しをして別に乾燥をさせます。

まず、田の周囲一部をバインダーで刈り取ります。バインダーはコンバインと違い米を取り藁を粉砕する事が出来ません。鎌と同様、稲を刈り取り、その藁を専用の紐で縛るまでしか出来ません。そして、トップカーは藁を回収するのに使用します。

バインダー


どうして、バインダーを使うかと言うとコンバインでは藁を紐で縛る機能が付いていないのです。竹竿に藁を干すには、藁の根元を紐で縛っていなければならないからです。

でも、バインダーで刈り取られた藁には米が付いたままです。この米はコンバインに手動で挿入して、米だけを取り藁を粉砕さす工程はオフにしときます。これで、藁だけの状態に持って来て、竹竿にかけます。私の地方では、こういう風にした竹竿に藁を掛ける事を「はぜ掛け」と呼んでいます。

はぜ掛けの状態


まぁ、全てを藁だけにせず要る量だけ「はぜ掛け」するので、残りはコンバインで通常通り刈り取ります。




これで、餅米の刈り取りも終了です。後は、二日間乾燥機に入れてから籾摺り作業ですね。

昔は、コンバインは無く全てバインダーで刈り取り「はぜ掛け」作業をしていました。コンバインを使うより3~4倍の作業量で大変でした。家族総出で稲刈りに当たっていましたね。今は、極端な話ですが機械化が進み1人でも作業が行える状態です。

あっ、途中で珍客が私の膝の上に来られて稲刈り見学をしていました。

コンバイン乗車中、イナゴと




2018年9月18日火曜日

稲刈り後の米は、その後どうするのでしょう?

どうも、そらやともきです。

玄米になるまで
<参考サイト>昨日に刈り取った米は、籾摺りをして籾殻を取り除き玄米にします。

今日は、その過程を紹介しましょう。乾燥機までに籾(米)を入れ込むまでは紹介をさせて頂きましたね。

では、その続きからです。乾燥機に入れ込まれた籾(米)は、刈り取りされたばかりで、籾(米)に含まれる水分量が高いのです。この水分量を適度とされている水分量までに乾燥機を使い水分量を下げます。

因みに我が家で取れた籾(米)の水分量は、22%でした。これを、適値とされる15%まで下げます。

乾燥機はクボタ製の<参考サイト:クボタ>こちらを使っています。操作パネルは全てプログラム化され、全て自動です。私は、『ポチッ』とボタンを押すだけ!電子パネルには、現在水分量から設定水分量、温度、乾燥するまでの時間、出来上がり時間等、全て一目で確認が出来るようになっています。本当っ便利!

乾燥させた籾(米)は、こちらのパイプ内を通り籾摺り機へと進みます。


矢印のパイプを通ります。


ここで、籾摺り機へときて米と籾を分別する訳です。


脱穀機


そして、籾殻となった籾殻は別ルートで籾殻専用袋へと排出されます。



白矢印を通り籾殻袋へ


米だけとなった、米はさらに選別機へと進み良米と未熟米に振り分けられます。良米だけが、こちらの米袋へと排出されます。


選別機


白米ではなく玄米で保管する理由
ここまでが、米になるまでの課程ですが、私達が食卓で普通に食べている白米の状態ではありませんね。現段階では、玄米の状態です。

白米にするには、さらに精米という過程をへて玄米➡白米となる訳です。

話は、戻りますがこの籾摺りが終わった玄米の状態で、米専用の冷蔵庫に入れて保管をします。

「なぜ、玄米のまま保管するの?」それは、食べる前に精米をした方が良いからです。玄米の状態で保管をした方が鮮度を長く保つ事が出来るからです!

2018年9月17日月曜日

稲刈りが進行する様子 第一弾

どうも、そらやともきです。

題名の通り、第一弾と言う事は第二弾もあるの?はい、あります。今日は、いつも食卓で食べる普通米の収穫です。1週間後には、もち米を収穫する予定です。

この程度の黄金色になったら収穫時期です。
さて、稲刈り準備を始めます。




まず、田んぼの中にコンバインが入る入口と、田んぼ四隅にもコンバインが旋回が出来るスペースを作る為、手狩りでスペースを作る事から始めます。





もう、この作業だけでも結構汗だくですよ。

この作業を済ますと、いよいよコンバインの出番です。



そして、延々と刈り続けて行きます。収穫した籾は、コンバインに附属されている専用タンクに溜まっていきます。このタンクが一杯になると排出しないといけません。そこで、前回、<参考サイト>軽トラに載せたコンテナに籾を移し替えます。
このように、移し替えます。この辺りは、全て機械化され楽ですね。




そして、籾は持ち帰り乾燥機に送り込みます。



コンテナ下部に赤いホースを繋ぎます。



そして、ホースの片側は乾燥機の籾張込み口⇩に設置します。




籾はコンテナ下部に付いているポンプで乾燥機に送られます。



ホースの先端は、このような構造になっています。⇩あのスプリングのような物が回転して籾をホース内を移動させているんですね。



我が家の乾燥機は15俵くらい入ります。今日は、この作業を3回くらい繰り返し乾燥機上限の15俵にしましたよ。

さぁ、稲刈りは1日続いて後少し!我が家の場合は⇩田んぼの周囲から内側へと刈り込んで行きます。人によって刈り方が違ったりする場合があるようです。特には、こう刈らないといけないとは決まっていません。




そして、終了!田は丸坊主となりました。



奥にある刈残しは、もち米です。来週に刈りますよ~。

さぁ、次回は籾を乾燥させて、籾摺り編に入ります。

2018年9月13日木曜日

稲刈り準備 軽トラに籾を積載するコンテナ編

どうも、そらやともきです。

稲刈りを今週末に控え、軽トラをデコトラではないですが、チョットお色直しをしてもらいました。こんな、感じです。稲刈りシーズンに田園でお目にかかりませんか?




軽トラを後方から撮影しています。これは、コンバインで刈った籾を軽トラに積み替える為のコンテナです。上部から籾を落とし入れて下部にホースを取り付けたら片方を乾燥機に繋ぎ籾を乾燥機に送り入れます。また、週末に使用風景をお届けしたいと思います。

使用しない時は、スマートにして収納しています。



こんな風に縦にして収納します。

使用するときは、まず横にします。




そして、上へ展開します。台車が付いているので、そのまま台車を軽トラの荷台に滑らせて乗せます。軽トラの荷台の上に持って来たら台車を外し骨組の設置完了!




そして、ネットを被せたら完成ですね。




次の、3連休は農作業で終わりそうです。収穫を楽しもう!

2018年9月6日木曜日

稲刈り後に必要な、乾燥機・籾摺り機・選別機 

どうも、そらやともきです。

今日も、本業が終わってからの農作業。稲刈り準備ですね。稲を刈ると直ぐにやらないといけない事は籾を乾燥させる事です。どうやって乾燥させるかって、やっぱり機械に頼るしかないですね。我が家の大黒柱よりデカい我が家の乾燥機&籾摺り機&選別機です!



繁忙期以外の時期は、稲刈り機やトラクターも納屋に入れるので、このように固めて置いておりますが、今日は準備でこれらを稼働が出来るようにセッティングをしなければなりません。父と二人でデカい機械を「ヨイショ」「オラッ」と気合を入れ動かします。




一番奥に見えるのが第一関門の「ぬりかべ」です。いや乾燥機です。乾燥した籾は右中央に見える細いパイプ内を移動して籾摺り機へと運ばれます。



籾摺りをされた米は、こちら↓の選別機を経て新米が出てきます。この、「お米にしちゃいます三兄弟」がこの繁忙期を締めくくってくれます。



これで、セッティング完了!後は、1週間後にバリバリ働いて頂きます!昨年に買い替えたばかりです。今年も、素晴らしい仕事をしてくれる事でしょう!