前回の稲刈りから1週間が経ちました。今日は、餅米の収穫日です。<参考サイト>前回の稲刈りはコンバインに活躍してもらいましたが、今日は、コンバインに続きトップカーとバインダー(稲刈り器)の出番です。
左から、トップカー・バインダー・コンバイン |
我が家では、餅米の藁(わら)は畑で畝に被せる為に使用したり、お宮のお飾りを作成する為に、米を取り除いた藁のみ竿に掛けて天気干しをして別に乾燥をさせます。
まず、田の周囲一部をバインダーで刈り取ります。バインダーはコンバインと違い米を取り藁を粉砕する事が出来ません。鎌と同様、稲を刈り取り、その藁を専用の紐で縛るまでしか出来ません。そして、トップカーは藁を回収するのに使用します。
バインダー |
どうして、バインダーを使うかと言うとコンバインでは藁を紐で縛る機能が付いていないのです。竹竿に藁を干すには、藁の根元を紐で縛っていなければならないからです。
でも、バインダーで刈り取られた藁には米が付いたままです。この米はコンバインに手動で挿入して、米だけを取り藁を粉砕さす工程はオフにしときます。これで、藁だけの状態に持って来て、竹竿にかけます。私の地方では、こういう風にした竹竿に藁を掛ける事を「はぜ掛け」と呼んでいます。
はぜ掛けの状態 |
まぁ、全てを藁だけにせず要る量だけ「はぜ掛け」するので、残りはコンバインで通常通り刈り取ります。