稲刈り行事も、もち米の籾摺りをもって最終となりました。今日は、二つの種類のお米を見比べて見たいと思います。ここで、おさらいします。お米には大きく分けると二種類に分類する事が出来ます。
粳米(うるちまい)と糯米(もちごめ)の違い
- 粳米(うるちまい)とは、私達が日頃の食卓で一般的に食べる白米の事を指します。沢山の地域で沢山の種類(コシヒカリやヒノヒカリ等)が作られていますが、総称したら粳米といいます。
- 糯米(もちごめ)名前の通り、お餅にしたりするのがこの糯米ですね。
玄米とは、籾殻を取り除いた状態の事を言います。白米とは、さらにこの籾殻を取り除いた状態から精米をして白米へとなります。
今日は、粳米・糯米この二種類のお米を玄米の時と白米になった時の違いを写真で見比べてみましょう。
まずは、粳米(うるちまい)の玄米です。見た目は茶色が強いですね。
粳米(うるちまい)の玄米 |
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粳米(うるちまい)の玄米を精米して白米にしたものです。日常的に見る白米ですね。
粳米(うるちまい)の玄米を精米して白米にしたもの |
続いて糯米(もちごめ)の玄米の状態です。粳米より白色が強いですね。
糯米(もちごめ)の玄米 |
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糯米(もちごめ)の玄米を精米したものです。白色が玄米より強くなりましたね。これが、お餅になる前のお米ですね。
糯米(もちごめ)の玄米を精米したもの |
以上の写真は、全て私が収穫したお米です。
写真で見ると違いが一目瞭然ですね。見た目も違いますが、食感も違いますよね。粳米(うるちまい)は、日頃に私たちが食べている食感ですが、糯米(もちごめ)は名前の通りお餅を食べる食感です。お米の品種は世界中に沢山あります。また、機会があれば比べて見てみたいですね。
日本では、昔に比べるとパン食が増えましたが、まだまだお米は日本人には主食です。日本のお米を美味しく有り難く頂きたいと思います。