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2018年9月27日木曜日

うるち米・もち米の違いを見比べて見る

どうも、そらやともきです。

稲刈り行事も、もち米の籾摺りをもって最終となりました。今日は、二つの種類のお米を見比べて見たいと思います。ここで、おさらいします。お米には大きく分けると二種類に分類する事が出来ます。

粳米(うるちまい)と糯米(もちごめ)の違い
  1. 粳米(うるちまい)とは、私達が日頃の食卓で一般的に食べる白米の事を指します。沢山の地域で沢山の種類(コシヒカリやヒノヒカリ等)が作られていますが、総称したら粳米といいます。
  2. 糯米(もちごめ)名前の通り、お餅にしたりするのがこの糯米ですね。
玄米と白米の違いとは
玄米とは、籾殻を取り除いた状態の事を言います。白米とは、さらにこの籾殻を取り除いた状態から精米をして白米へとなります。

今日は、粳米・糯米この二種類のお米を玄米の時と白米になった時の違いを写真で見比べてみましょう。


まずは、粳米(うるちまい)の玄米です。見た目は茶色が強いですね。

粳米(うるちまい)の玄米
粳米(うるちまい)の玄米を精米して白米にしたものです。日常的に見る白米ですね。

粳米(うるちまい)の玄米を精米して白米にしたもの



続いて糯米(もちごめ)の玄米の状態です。粳米より白色が強いですね。

糯米(もちごめ)の玄米
糯米(もちごめ)の玄米を精米したものです。白色が玄米より強くなりましたね。これが、お餅になる前のお米ですね。
糯米(もちごめ)の玄米を精米したもの

以上の写真は、全て私が収穫したお米です。

写真で見ると違いが一目瞭然ですね。見た目も違いますが、食感も違いますよね。粳米(うるちまい)は、日頃に私たちが食べている食感ですが、糯米(もちごめ)は名前の通りお餅を食べる食感です。お米の品種は世界中に沢山あります。また、機会があれば比べて見てみたいですね。

日本では、昔に比べるとパン食が増えましたが、まだまだお米は日本人には主食です。日本のお米を美味しく有り難く頂きたいと思います。

2018年9月23日日曜日

もち米の収穫と「はぜ掛け」

どうも、そらやともきです。

前回の稲刈りから1週間が経ちました。今日は、餅米の収穫日です。<参考サイト>前回の稲刈りはコンバインに活躍してもらいましたが、今日は、コンバインに続きトップカーとバインダー(稲刈り器)の出番です。

左から、トップカー・バインダー・コンバイン



我が家では、餅米の藁(わら)は畑で畝に被せる為に使用したり、お宮のお飾りを作成する為に、米を取り除いた藁のみ竿に掛けて天気干しをして別に乾燥をさせます。

まず、田の周囲一部をバインダーで刈り取ります。バインダーはコンバインと違い米を取り藁を粉砕する事が出来ません。鎌と同様、稲を刈り取り、その藁を専用の紐で縛るまでしか出来ません。そして、トップカーは藁を回収するのに使用します。

バインダー


どうして、バインダーを使うかと言うとコンバインでは藁を紐で縛る機能が付いていないのです。竹竿に藁を干すには、藁の根元を紐で縛っていなければならないからです。

でも、バインダーで刈り取られた藁には米が付いたままです。この米はコンバインに手動で挿入して、米だけを取り藁を粉砕さす工程はオフにしときます。これで、藁だけの状態に持って来て、竹竿にかけます。私の地方では、こういう風にした竹竿に藁を掛ける事を「はぜ掛け」と呼んでいます。

はぜ掛けの状態


まぁ、全てを藁だけにせず要る量だけ「はぜ掛け」するので、残りはコンバインで通常通り刈り取ります。




これで、餅米の刈り取りも終了です。後は、二日間乾燥機に入れてから籾摺り作業ですね。

昔は、コンバインは無く全てバインダーで刈り取り「はぜ掛け」作業をしていました。コンバインを使うより3~4倍の作業量で大変でした。家族総出で稲刈りに当たっていましたね。今は、極端な話ですが機械化が進み1人でも作業が行える状態です。

あっ、途中で珍客が私の膝の上に来られて稲刈り見学をしていました。

コンバイン乗車中、イナゴと




2018年9月18日火曜日

稲刈り後の米は、その後どうするのでしょう?

どうも、そらやともきです。

玄米になるまで
<参考サイト>昨日に刈り取った米は、籾摺りをして籾殻を取り除き玄米にします。

今日は、その過程を紹介しましょう。乾燥機までに籾(米)を入れ込むまでは紹介をさせて頂きましたね。

では、その続きからです。乾燥機に入れ込まれた籾(米)は、刈り取りされたばかりで、籾(米)に含まれる水分量が高いのです。この水分量を適度とされている水分量までに乾燥機を使い水分量を下げます。

因みに我が家で取れた籾(米)の水分量は、22%でした。これを、適値とされる15%まで下げます。

乾燥機はクボタ製の<参考サイト:クボタ>こちらを使っています。操作パネルは全てプログラム化され、全て自動です。私は、『ポチッ』とボタンを押すだけ!電子パネルには、現在水分量から設定水分量、温度、乾燥するまでの時間、出来上がり時間等、全て一目で確認が出来るようになっています。本当っ便利!

乾燥させた籾(米)は、こちらのパイプ内を通り籾摺り機へと進みます。


矢印のパイプを通ります。


ここで、籾摺り機へときて米と籾を分別する訳です。


脱穀機


そして、籾殻となった籾殻は別ルートで籾殻専用袋へと排出されます。



白矢印を通り籾殻袋へ


米だけとなった、米はさらに選別機へと進み良米と未熟米に振り分けられます。良米だけが、こちらの米袋へと排出されます。


選別機


白米ではなく玄米で保管する理由
ここまでが、米になるまでの課程ですが、私達が食卓で普通に食べている白米の状態ではありませんね。現段階では、玄米の状態です。

白米にするには、さらに精米という過程をへて玄米➡白米となる訳です。

話は、戻りますがこの籾摺りが終わった玄米の状態で、米専用の冷蔵庫に入れて保管をします。

「なぜ、玄米のまま保管するの?」それは、食べる前に精米をした方が良いからです。玄米の状態で保管をした方が鮮度を長く保つ事が出来るからです!

2018年9月17日月曜日

稲刈りが進行する様子 第一弾

どうも、そらやともきです。

題名の通り、第一弾と言う事は第二弾もあるの?はい、あります。今日は、いつも食卓で食べる普通米の収穫です。1週間後には、もち米を収穫する予定です。

この程度の黄金色になったら収穫時期です。
さて、稲刈り準備を始めます。




まず、田んぼの中にコンバインが入る入口と、田んぼ四隅にもコンバインが旋回が出来るスペースを作る為、手狩りでスペースを作る事から始めます。





もう、この作業だけでも結構汗だくですよ。

この作業を済ますと、いよいよコンバインの出番です。



そして、延々と刈り続けて行きます。収穫した籾は、コンバインに附属されている専用タンクに溜まっていきます。このタンクが一杯になると排出しないといけません。そこで、前回、<参考サイト>軽トラに載せたコンテナに籾を移し替えます。
このように、移し替えます。この辺りは、全て機械化され楽ですね。




そして、籾は持ち帰り乾燥機に送り込みます。



コンテナ下部に赤いホースを繋ぎます。



そして、ホースの片側は乾燥機の籾張込み口⇩に設置します。




籾はコンテナ下部に付いているポンプで乾燥機に送られます。



ホースの先端は、このような構造になっています。⇩あのスプリングのような物が回転して籾をホース内を移動させているんですね。



我が家の乾燥機は15俵くらい入ります。今日は、この作業を3回くらい繰り返し乾燥機上限の15俵にしましたよ。

さぁ、稲刈りは1日続いて後少し!我が家の場合は⇩田んぼの周囲から内側へと刈り込んで行きます。人によって刈り方が違ったりする場合があるようです。特には、こう刈らないといけないとは決まっていません。




そして、終了!田は丸坊主となりました。



奥にある刈残しは、もち米です。来週に刈りますよ~。

さぁ、次回は籾を乾燥させて、籾摺り編に入ります。