2018年9月14日金曜日

兼業農家ってどう?兼業農家をしている私の視点

どうも、そらやともきです。

「兼業農家って良いですか?」て聞かれたら今の私なら、まだNOと答えます。兼業農家が良いと思っていたら、もっと早くから農業に力を入れて頑張っていたと思います。

子供の頃から、両親の兼業農家生活を見てきました。
シーズンにもなると本業から帰宅して農業!本業の休みの日も農業!ようは、シーズンになると休みなしです。

で、肝心な事ですが「儲かりますか?」と聞かれれば、これもNOです・・・細かくは計算をした事はありませんが、恐らく赤字です。本業で稼いだお金を農業の赤字に補填をしているような形です。赤字の主な原因は、少ない収入に対しての高額な農機具等です。コンバイン、トラクター1台あたり数百万はします。

残念ですが、これが現実です。

「じゃ、なんでこのブログを始めたの?」って声が聞こえてきますが・・・

私は、農業をやるつもりはさらさら有りませんでしたが、このブログを始めた経緯過去記事こちらにも先述していますが、兼業農家を続けていけれるのか?て事に答えを出したい為に始めました。それと、同時に新規就農や兼業農家または、とにかく農業に関わってみたいと思っている方達の参考に少しでもなればとの思いもあります。

農業は、本当に儲からないのか?
この問いには、私が兼業農家を始めてから収支を記帳しております。時々、ブログに途中経過ですと題してアップしていこうと思いますのでお待ち下さいませ。ただアップするだけではなく、傾向と対策も同時に考えアップします。

農業をやるからには、農業の価値をお金だけに換算するつもりはありません。農業は、人が生きて行くために必ず必要な衣食住の一つを担っています。絶対に必要な職業です。ここに生き甲斐や楽しさがあるのかも見出したい。そんな気持ちもあります。

お解りの方が多いかと思いますが、大規模農家さんなら生活は充分に出来ると思います。ただ小規模農家(または兼業農家)が生き残るには難しい世の中です。私は、兼業農家はこれからも減少をしていく気がします。子供の頃は、何処の田畑も豊作な光景が広がっていました。それが、現代はどうでしょう・・・どこを見ても耕作放棄地帯が広がっています。悲しい光景です。

兼業農家って、農家だけでは生活が成り立たないから会社員とかしながら農業をするんでしょ?てイメージが強いと思います。

そのイメージが変えられたならな~
新しい兼業農家のイメージ「おっ農家っていいね。」「農家が出来るって羨ましいね。」なんて思われる農業が出来るように目指したいと思いますし、農業の楽しみ方、私の、その都度の農業の価値観なんかを正確に記事にしていければいいなーなんて思っています。