2018年9月29日土曜日

直に農産物を売買が出来る消費者・小規模農家にお勧めサイト

どうも、そらやともきです。

近年では、自分で生産をしたら自分で直接消費者に売るというアプリサイトがあるようです。

私の目に留まったサイトに次のようなものがありました。

以下にリンクを貼りました。
ポケットマルシェ(ポケマル)

ラクマ 楽天のフリマアプリ

メルカリ

ポケマル
ポケマルに関しては、出店者は農家漁師のみという事です。なので、野菜・果実・鮮魚が豊富です。最初から的が絞られているので欲しい商品がスムーズに検索が出来ます。スマホアプリのダウンロードは1万件(2018年9月現在)を超えていますね。
ポケットマルシェ(ポケマル)

ラクマ
ラクマは、ポケマルが農家漁師に限定をしているのに対し、幅広い商品をフリーマーケットで販売をしています。衣類から雑貨まで何でも揃っています。野菜・果実も充実しています。こちらは、幅広いだけありスマホアプリのダウンロードは1,000万件(2018年9月現在)を超えています。
ラクマ 楽天のフリマアプリ

メルカリ
こちらは、ご存知の方も多いでしょう日本最大のフリマ メルカリです。ラクマ同様に幅広い商品が並んでいます。もちろん、野菜果実も充実しています。メルカリのフォロワー数のトップはなんと実は農家さんと言う記事も目にした。こちらも、アプリダウンロードは1,000万件(2018年9月現在)を超えています。
メルカリ

農業とフリマアプリ
農業が、近年フリマアプリに活路を見出してきている様子が以下の記事で良く分かります。<参考サイト:ビヨンド>農業はフリマアプリに活路、楽天「ラクマ」の農産物取引額は1年で6倍に

販売ルートはネットという選択肢もある
私は、農家が農産物を売るには大量に生産をして農協に卸しそこからスーパー等に陳列をされ消費者が購入するというシステムしかイメージを持っていませんでした。

上記のサイトのように、生産者と消費者を直接結びつける手立てが、事前登録をするだけでネットでこんなにも簡単に売買が出来る方法があります。

農家は消費者へアピールする事が大事
こういったサイトを覗くと沢山の農家の方々達が色々な方法で懸命にアピールをされていて勉強になります。小規模農家が販路を築くには、参考になる事間違いないような気がします。

消費者のメリット
消費者が、生産者に直接触れてより良い安全で安心な作物を選択をして、直接買い求める事が出来るという所に大きなメリットがあると思います。直接、農家から購入が出来る分、全てではないですが金額が割安になるというメリットもあります。


2018年9月27日木曜日

うるち米・もち米の違いを見比べて見る

どうも、そらやともきです。

稲刈り行事も、もち米の籾摺りをもって最終となりました。今日は、二つの種類のお米を見比べて見たいと思います。ここで、おさらいします。お米には大きく分けると二種類に分類する事が出来ます。

粳米(うるちまい)と糯米(もちごめ)の違い
  1. 粳米(うるちまい)とは、私達が日頃の食卓で一般的に食べる白米の事を指します。沢山の地域で沢山の種類(コシヒカリやヒノヒカリ等)が作られていますが、総称したら粳米といいます。
  2. 糯米(もちごめ)名前の通り、お餅にしたりするのがこの糯米ですね。
玄米と白米の違いとは
玄米とは、籾殻を取り除いた状態の事を言います。白米とは、さらにこの籾殻を取り除いた状態から精米をして白米へとなります。

今日は、粳米・糯米この二種類のお米を玄米の時と白米になった時の違いを写真で見比べてみましょう。


まずは、粳米(うるちまい)の玄米です。見た目は茶色が強いですね。

粳米(うるちまい)の玄米
粳米(うるちまい)の玄米を精米して白米にしたものです。日常的に見る白米ですね。

粳米(うるちまい)の玄米を精米して白米にしたもの



続いて糯米(もちごめ)の玄米の状態です。粳米より白色が強いですね。

糯米(もちごめ)の玄米
糯米(もちごめ)の玄米を精米したものです。白色が玄米より強くなりましたね。これが、お餅になる前のお米ですね。
糯米(もちごめ)の玄米を精米したもの

以上の写真は、全て私が収穫したお米です。

写真で見ると違いが一目瞭然ですね。見た目も違いますが、食感も違いますよね。粳米(うるちまい)は、日頃に私たちが食べている食感ですが、糯米(もちごめ)は名前の通りお餅を食べる食感です。お米の品種は世界中に沢山あります。また、機会があれば比べて見てみたいですね。

日本では、昔に比べるとパン食が増えましたが、まだまだお米は日本人には主食です。日本のお米を美味しく有り難く頂きたいと思います。

2018年9月25日火曜日

ニンニク作り6 植え付けをしました。種球のカビの見分け方~植え付け穴の掘り方

どうも、そらやともきです。

やっと、ニンニクの植え付けまで来れました。兼業農家なもので、週末しか時間が取れません。おまけに、このシーズンは稲刈りがあり多忙です。

ニンニク作りに関する過去記事はこちらからどうぞ

種球にカビが生えているかの見分け方
カビが生えた種球は植え付けには適しませんので除外します。その見分け方は、種球を手に取り上部を軽く指で押してみます。


種球の上部を軽く押さえてみる


すると、上部だけスカスカになっている場合があります。この場合は、高確率でカビが発生しています。しかし、全てはそうでないのでご安心を。スカスカでもカビが生えていない場合もあります。確率の問題です。

スカスカの場合、高確率で白カビが生えています


今年は、初めて植え付けをします。親戚の叔母と叔父からニンニクの種球を頂きました。ただ、中国産だったりいろんな品種が混じっているので、種類別にして植えるようにしました。来年の種球用だけ、青森産ホワイト六片を自分で買いに行きました。

植え付け前にニンニクを一片づつにしましょうニンニクを包んでいる表皮を剥いて、種球を一片づつにします。一片づつの薄皮は付けたままにします。薄皮を剥いても種球に出来ます。

青森産六片

中身は、四片~六片ありますね。

一片づつ取り除いていきます。

親戚から頂いた種球も含んでいます。

穴開きマルチに穴を掘る簡単なコツ
植え方は、すでに穴開きマルチを張っているので穴に植えていくだけです。ただ穴を掘らないといけません。スコップでは、掘りにくいので小ぶりの竹を使いました。


この竹を使います。


竹を土にさしたら円を描くように、竹をクルクル回して適度な穴を作ります。穴の深さは5㎝位にします。

竹で適度な穴を作成します。


一つの穴に一片づつ植え付けていきます。この時に気をつけないといけないのが種球には上下があります。尖っている方を上にして植え付けます。

一つの穴に一片づつ植えます。

尖った方を上にします。


土を被せて、軽く押さえたら植え付け終了です。

土を被せて軽く押さえます。

やっと、植え付けまで終了をさせる事が出来ました。これから、追肥等の勉強もしないといけませんね。

2018年9月23日日曜日

もち米の収穫と「はぜ掛け」

どうも、そらやともきです。

前回の稲刈りから1週間が経ちました。今日は、餅米の収穫日です。<参考サイト>前回の稲刈りはコンバインに活躍してもらいましたが、今日は、コンバインに続きトップカーとバインダー(稲刈り器)の出番です。

左から、トップカー・バインダー・コンバイン



我が家では、餅米の藁(わら)は畑で畝に被せる為に使用したり、お宮のお飾りを作成する為に、米を取り除いた藁のみ竿に掛けて天気干しをして別に乾燥をさせます。

まず、田の周囲一部をバインダーで刈り取ります。バインダーはコンバインと違い米を取り藁を粉砕する事が出来ません。鎌と同様、稲を刈り取り、その藁を専用の紐で縛るまでしか出来ません。そして、トップカーは藁を回収するのに使用します。

バインダー


どうして、バインダーを使うかと言うとコンバインでは藁を紐で縛る機能が付いていないのです。竹竿に藁を干すには、藁の根元を紐で縛っていなければならないからです。

でも、バインダーで刈り取られた藁には米が付いたままです。この米はコンバインに手動で挿入して、米だけを取り藁を粉砕さす工程はオフにしときます。これで、藁だけの状態に持って来て、竹竿にかけます。私の地方では、こういう風にした竹竿に藁を掛ける事を「はぜ掛け」と呼んでいます。

はぜ掛けの状態


まぁ、全てを藁だけにせず要る量だけ「はぜ掛け」するので、残りはコンバインで通常通り刈り取ります。




これで、餅米の刈り取りも終了です。後は、二日間乾燥機に入れてから籾摺り作業ですね。

昔は、コンバインは無く全てバインダーで刈り取り「はぜ掛け」作業をしていました。コンバインを使うより3~4倍の作業量で大変でした。家族総出で稲刈りに当たっていましたね。今は、極端な話ですが機械化が進み1人でも作業が行える状態です。

あっ、途中で珍客が私の膝の上に来られて稲刈り見学をしていました。

コンバイン乗車中、イナゴと




2018年9月22日土曜日

ポルシェ製のトラクターをご存知ですか?

うも、そらやともきです。

ある記事が目に止まりました。ポルシェ製ディーゼルトラクター

エッ、ポルシェてあの高級スポーツカーの?記事を読むとどうやらその通りです。まず、驚いたのがあのポルシェ製のトラクターと言う物が実在していた事自体を知らなかったことです。そして、そのトラクターがポルシェのイベントでレースに出るというのです。


ポルシェ製トラクターは2018年9月29日と同年同月30日のレースに参加予定となっていますが、これらのレースでは面白い方式がとられる予定です。  1つは「ル・マン式スタート」という方式がとられること。  これはスタートの合図とともに、ドライバーがコースを横切ってマシンに向かって走り、マシンに乗り込んでスタートするというものです。
引用元:(エスクァイア日本版)「ポルシェ」製農業トラクターによる初レース開催!

これは、面白い流石ポルシェと思いました。そもそもトラクターがレースに出場するなんて発想!思った事もなかった。そんなトラクターもポルシェの歴史を刻んでいる訳ですね。そして「ル・マン式スタート」だなんて格好いいですよね。トラクターに飛び乗るなんて、どんな絵になるんだろう?とりあえず、今度自分がトラクターを運転する前にル・マン方式でトラクターに乗り込みたいと思います(笑)


こういうレース主催は、日本では無いだろうな~。やれば面白いだろうし、農業に興味を持ってもらえる助長にもなるだろうと思うけどね。

あのランボルギーニも!トラクター製造

そして、何と調べてみると、あのランボルギーニもトラクターを製造しているではありませんか!こちらは、現役で製造販売がされているようです。日本国内でも販売がされているようです。


1949年ランボルギーニ・トラットリーチ SpAを設立した。当初はただ同然で手に入れた軍放出車両のモーリスエンジンを用いた一般的なものであったが、後に自ら開発した排気熱で軽油を気化するイン・パボリザトーレというシステムを使って高性能なトラクターを作った。引用元:(ウィキペディア) ランボルギーニ

下記のサイトは日本国内での販売店です。近未来的な格好いいトラクターです。
<参考サイト:㈱コーンズ・エージ―>ランボルギーニトラクター

ランボルギーニもスポーツカーのイメージしかありませんでしたが、驚きました!

現代の農業は、トラクター抜きには作業も効率よくは進みませんよね!そんな、トラクターの歴史を少し覗くと面白く感じました。

そしていつかは、ランボルギーニのトラクターに乗って作業をするのもいいね!なんて思ったりします。まぁ、ランボルギーニを買えるくらい稼がないとね。中古なら買えるかな・・・

2018年9月20日木曜日

スマート農業に小規模農家は当てはまるのか?

どうも、そらやともきです。

日本の農業を救う?スマート農業と言う記事を見た。2023年度にはスマート農業の国内市場規模は333億3900万円と予想されているそうだ。

平成25年11月に、<参考サイト:農林水産省>「スマート農業に向けた研究会」を立ち上げてから推進方策等について検討が進んでいる。

記事を読んだ限りの私の感想は、ITやロボットが主役の世界に見えた。農業を自動化(機械の自動運転等)する等、新しい試みは素晴らしいと思う!

小規模農家の現状
ただ、小規模農家には高額になるであろう機械等、手が出る筈もないだろうなとも思う。こういうスマート農業は、資金力がある一定規模の農家でないと出来ないであろうと思うのが第一印象だ。

恐らく、将来的には小規模農家は減り続けて、その耕作放棄農地は集約され企業や法人が新たに運営をして行く農業にシフトしていくのだろうと思う。スマート農業の試みは賛成ではあるのだが、現存する小規模農家が大多数を占める日本の農業を考えると、農業に携わっている人達が皆、スマート農業の恩恵を受けれるようになるのかといえば疑問が残る感じがする。という事は、スマート農業のこれからの浸透度にも疑問が残る。

実際、我が家のような小規模兼業農家は通常の農機具を買うだけでも「清水の舞台から飛び降りる」くらいの覚悟を持って購入している。

スマート農業の将来像に思う事
「スマート農業の将来像」過酷な労働からも解放され誰もが取り組みやすい農業になり若者も農業にトライしやすくなると将来像を描いている。随分と昔の話ではあるが、私は農業を専門にしたいと思った事があり、農業大学やら仮に学ぶ期間の補助の事やら調べた事があるが、案の定、資金繰りで折り合いがつかず断念した経験を持っている。残念な言い方だが、やはり始めようにも資金がいるのだ。トライしやすくなるというのは資金の面でも充分でなくてはならいと思う。そこの所もスマート農業と並行して議論をしてもらいたいと思う。

今後の、スマート農業の行く末を見守りたいと思う!

2018年9月19日水曜日

ニンニク作り5 約11mの長さの畝1本で、どれだけの量のニンニクが収穫できる?

どうも、そらやともきです。

今日は、畝立てをします。
稲刈りが忙しく、ニンニク栽培にかける時間が中々取れませんでしたが、やっと畑に来れました。

いつもの相棒の耕運機君を畝作り仕様に変身してもらいました。



畝立て中、横の苗はラッキョウ


畝を立てた後は、がんぜきで土の表面を平らに均します。




2a(200㎡)を父から借り受けはしたものの、いざ畝を立ててみると11m位の長さの畝が一つで我が家が一年で消費する分だけのニンニクが確保が出来そうな事が判明しました。


穴開きマルチを使用

約11mの畝で、どれだけの量のニンニクが収穫できる?
穴開きマルチを使いましたが、5つの穴が縦に75個ということは、5×75=375の穴がある計算です。一つの穴に6片出来るとして、6×375=2,250片出来る計算です。これを黒ニンニクにして、一日1人一片を3人で食べるとして2,250÷3=1人辺り750片確保が出来ます。これを何年分あるかに換算すると750÷365=2.05年ざっと2年分はある計算になります。まぁ、単純計算な上に素人が作るニンニクです。計算通りにはいかないでしょうが・・・

と言う事で、そうなんです。充分過ぎるくらいある訳です!

て事は、2aも耕して土作りをしたのに、残りをどうしよう1a以上余ってる(笑)

せっかく土作りをしたんだし!別の作物を植えるつもりでいます!ただいま、思案中です。

今週中には、ニンニクを植えたいと思います。

追記です。
調べましたが、ニンニクは一玉に6片出来る訳ではなく平均で4~6片が出来るそうです。まぁ上記の計算は、チョット欲張ったおおまかな計算になりますね。どちらにせよ、来年の収穫時には、収穫量の報告が出来ると思います!