2018年9月18日火曜日

稲刈り後の米は、その後どうするのでしょう?

どうも、そらやともきです。

玄米になるまで
<参考サイト>昨日に刈り取った米は、籾摺りをして籾殻を取り除き玄米にします。

今日は、その過程を紹介しましょう。乾燥機までに籾(米)を入れ込むまでは紹介をさせて頂きましたね。

では、その続きからです。乾燥機に入れ込まれた籾(米)は、刈り取りされたばかりで、籾(米)に含まれる水分量が高いのです。この水分量を適度とされている水分量までに乾燥機を使い水分量を下げます。

因みに我が家で取れた籾(米)の水分量は、22%でした。これを、適値とされる15%まで下げます。

乾燥機はクボタ製の<参考サイト:クボタ>こちらを使っています。操作パネルは全てプログラム化され、全て自動です。私は、『ポチッ』とボタンを押すだけ!電子パネルには、現在水分量から設定水分量、温度、乾燥するまでの時間、出来上がり時間等、全て一目で確認が出来るようになっています。本当っ便利!

乾燥させた籾(米)は、こちらのパイプ内を通り籾摺り機へと進みます。


矢印のパイプを通ります。


ここで、籾摺り機へときて米と籾を分別する訳です。


脱穀機


そして、籾殻となった籾殻は別ルートで籾殻専用袋へと排出されます。



白矢印を通り籾殻袋へ


米だけとなった、米はさらに選別機へと進み良米と未熟米に振り分けられます。良米だけが、こちらの米袋へと排出されます。


選別機


白米ではなく玄米で保管する理由
ここまでが、米になるまでの課程ですが、私達が食卓で普通に食べている白米の状態ではありませんね。現段階では、玄米の状態です。

白米にするには、さらに精米という過程をへて玄米➡白米となる訳です。

話は、戻りますがこの籾摺りが終わった玄米の状態で、米専用の冷蔵庫に入れて保管をします。

「なぜ、玄米のまま保管するの?」それは、食べる前に精米をした方が良いからです。玄米の状態で保管をした方が鮮度を長く保つ事が出来るからです!

2018年9月17日月曜日

稲刈りが進行する様子 第一弾

どうも、そらやともきです。

題名の通り、第一弾と言う事は第二弾もあるの?はい、あります。今日は、いつも食卓で食べる普通米の収穫です。1週間後には、もち米を収穫する予定です。

この程度の黄金色になったら収穫時期です。
さて、稲刈り準備を始めます。




まず、田んぼの中にコンバインが入る入口と、田んぼ四隅にもコンバインが旋回が出来るスペースを作る為、手狩りでスペースを作る事から始めます。





もう、この作業だけでも結構汗だくですよ。

この作業を済ますと、いよいよコンバインの出番です。



そして、延々と刈り続けて行きます。収穫した籾は、コンバインに附属されている専用タンクに溜まっていきます。このタンクが一杯になると排出しないといけません。そこで、前回、<参考サイト>軽トラに載せたコンテナに籾を移し替えます。
このように、移し替えます。この辺りは、全て機械化され楽ですね。




そして、籾は持ち帰り乾燥機に送り込みます。



コンテナ下部に赤いホースを繋ぎます。



そして、ホースの片側は乾燥機の籾張込み口⇩に設置します。




籾はコンテナ下部に付いているポンプで乾燥機に送られます。



ホースの先端は、このような構造になっています。⇩あのスプリングのような物が回転して籾をホース内を移動させているんですね。



我が家の乾燥機は15俵くらい入ります。今日は、この作業を3回くらい繰り返し乾燥機上限の15俵にしましたよ。

さぁ、稲刈りは1日続いて後少し!我が家の場合は⇩田んぼの周囲から内側へと刈り込んで行きます。人によって刈り方が違ったりする場合があるようです。特には、こう刈らないといけないとは決まっていません。




そして、終了!田は丸坊主となりました。



奥にある刈残しは、もち米です。来週に刈りますよ~。

さぁ、次回は籾を乾燥させて、籾摺り編に入ります。

2018年9月16日日曜日

農業がある生活もいいですよ

どうも、そらやともきです。

栗が収穫ごろです。我が家は栗畑も所有していて、10本くらいの木はあるかな。でも、全く手入れはしていません。

農業を少々、仕方ない気味に始めてみたものの周囲を見渡して見ると、田、畑、果樹といろいろ揃っているではありませんか!これって、恵まれた環境なのでは!?

果樹は、ほぼ放置状態で実の付きは良くないです。ですが肥料等を的確に散布をすれば、良い状態まで持っていけるのではとこの頃思っています。

やってみるか!果樹の個々の特性を良く調べてみて果樹達を元気にしたいと思います。
まだ、最近の私の記事は「やってみるか!」ばかりで実行が伴っていませんが、これから実行に移せば楽しくなる筈です!計画⇒実行⇒成果を出し、この記事を見て下さる方の有益な記事にしたいと思います。

そして、今日は我が家が所有している栗畑へと栗拾いに行きました。大量に収穫しました。

そして今夜は、栗ご飯です。



自然と環境に感謝!!


2018年9月15日土曜日

猿を撃退する方法を考える!猿蟹合戦ならぬ(猿vs人)その1

どうも、そらやともきです。

最近、猿の出没が多いです。先日も庭先の柿木に猿が居て実を食べてたそうです。鉢合わせした子供がビックリしていました。猿蟹合戦を思い出した。そして、別の日には畑のネギも取られる被害にあいました。猿には、柵は無効なんですよね。

猿出現の話を聞いた私は、外に出て柿木を見上げると「あれっ柿の実がない」ないんです。例年のこの時期ですと、まだ青い柿の実が沢山あるはずなのですが・・・ない・・・よく見るとてっぺん辺りに少し青い柿の実を発見。

写真では上の方までは見えませんが、本当に下の方は実が無い。こんな事は初めてですよ。




そっか~猿が全部、食べちゃったのかな?それにしても実はまだ青いぞ!こんな事は初めてだ。

ここ、十年位前から私の居住する地域で獣害が出だしました。昔は、獣害を防ぐ為の柵なんてしていませんでした。地域の田畑に柵を張り巡らせ始めたのも、ここ数年です。獣が人里に頻繁に降りだした原因は?山で作物が取れなくなった?人里で、作物を沢山取れる事を覚えて獣が賢くなった?

猿は賢い?
そして、すぐ隣のミカンの木はまだ実が青いですが無傷です。




と言う事は、猿はちゃんと選りすぐって同じ青い実でも柿木の実の方が食べれるという事を理解しているって事か!猿は賢いですね。

まぁ、猿の好みはさて置いて、まだ青い実を食べないといけないくらい、お山の食料事情は切迫しているって事なのかな。

猿対策
対策は、どうしよう。イノシシ、イタチ、タヌキとかは柵で防ぐ事が出来るけど、猿は柵ではダメだな!巷では果樹を守る為に、(猿ガードネット)たる物も販売されているようですね。他にも調べたら蛇の玩具も効果があるようです!

明日、蛇の玩具を百均に買いに行こう!この方が安上がりだしね。効果があるのかないのか?またの機会に!


2018年9月14日金曜日

兼業農家ってどう?兼業農家をしている私の視点

どうも、そらやともきです。

「兼業農家って良いですか?」て聞かれたら今の私なら、まだNOと答えます。兼業農家が良いと思っていたら、もっと早くから農業に力を入れて頑張っていたと思います。

子供の頃から、両親の兼業農家生活を見てきました。
シーズンにもなると本業から帰宅して農業!本業の休みの日も農業!ようは、シーズンになると休みなしです。

で、肝心な事ですが「儲かりますか?」と聞かれれば、これもNOです・・・細かくは計算をした事はありませんが、恐らく赤字です。本業で稼いだお金を農業の赤字に補填をしているような形です。赤字の主な原因は、少ない収入に対しての高額な農機具等です。コンバイン、トラクター1台あたり数百万はします。

残念ですが、これが現実です。

「じゃ、なんでこのブログを始めたの?」って声が聞こえてきますが・・・

私は、農業をやるつもりはさらさら有りませんでしたが、このブログを始めた経緯過去記事こちらにも先述していますが、兼業農家を続けていけれるのか?て事に答えを出したい為に始めました。それと、同時に新規就農や兼業農家または、とにかく農業に関わってみたいと思っている方達の参考に少しでもなればとの思いもあります。

農業は、本当に儲からないのか?
この問いには、私が兼業農家を始めてから収支を記帳しております。時々、ブログに途中経過ですと題してアップしていこうと思いますのでお待ち下さいませ。ただアップするだけではなく、傾向と対策も同時に考えアップします。

農業をやるからには、農業の価値をお金だけに換算するつもりはありません。農業は、人が生きて行くために必ず必要な衣食住の一つを担っています。絶対に必要な職業です。ここに生き甲斐や楽しさがあるのかも見出したい。そんな気持ちもあります。

お解りの方が多いかと思いますが、大規模農家さんなら生活は充分に出来ると思います。ただ小規模農家(または兼業農家)が生き残るには難しい世の中です。私は、兼業農家はこれからも減少をしていく気がします。子供の頃は、何処の田畑も豊作な光景が広がっていました。それが、現代はどうでしょう・・・どこを見ても耕作放棄地帯が広がっています。悲しい光景です。

兼業農家って、農家だけでは生活が成り立たないから会社員とかしながら農業をするんでしょ?てイメージが強いと思います。

そのイメージが変えられたならな~
新しい兼業農家のイメージ「おっ農家っていいね。」「農家が出来るって羨ましいね。」なんて思われる農業が出来るように目指したいと思いますし、農業の楽しみ方、私の、その都度の農業の価値観なんかを正確に記事にしていければいいなーなんて思っています。


2018年9月13日木曜日

稲刈り準備 軽トラに籾を積載するコンテナ編

どうも、そらやともきです。

稲刈りを今週末に控え、軽トラをデコトラではないですが、チョットお色直しをしてもらいました。こんな、感じです。稲刈りシーズンに田園でお目にかかりませんか?




軽トラを後方から撮影しています。これは、コンバインで刈った籾を軽トラに積み替える為のコンテナです。上部から籾を落とし入れて下部にホースを取り付けたら片方を乾燥機に繋ぎ籾を乾燥機に送り入れます。また、週末に使用風景をお届けしたいと思います。

使用しない時は、スマートにして収納しています。



こんな風に縦にして収納します。

使用するときは、まず横にします。




そして、上へ展開します。台車が付いているので、そのまま台車を軽トラの荷台に滑らせて乗せます。軽トラの荷台の上に持って来たら台車を外し骨組の設置完了!




そして、ネットを被せたら完成ですね。




次の、3連休は農作業で終わりそうです。収穫を楽しもう!

2018年9月11日火曜日

ニンニク作り4 化成肥料編

どうも、そらやともきです。

土作りの途中です。今日は、化成肥料を混ぜて土作りのラストスパートです。化成肥料は、窒素8・リン酸8・カリ8が同率でバランスよく配合されている888を使いました。

ニンニクを作る土壌にはリン酸が少し多めの肥料を使うのも良いと聞きましたが、初めてなのでバランスよく888にしました。

本当は、先週に済ませておきたかったのですが、長雨が続き断念していました。




少し、お勉強をしました。
窒素は、葉っぱや茎の生長を促す
リン酸は、花や果実の生長を促す
カリウムは、根や茎を丈夫にして球根を太らせる。

さぁ、撒き終りました。



やっぱ、写真じゃ解りにくいか・・・スコップで撒いたのでコツが解らずまばらになってしまいました。散布機かなんかあればいいんだろうなー

さぁ、10日振りの相方登場。かっとばして行きましょう!




ローラー作戦。




もう少し!


おつかれ!


ちなみに、すぐ隣で父がラッキョウを栽培中



このラッキョウの生育状況も報告していこうと思います。


そして終わった後は、相方の耕運機さんも泥まみれになったので、お背中をお流して細部まで洗車をさせてもらいました。




数日後には、畝をつくるので耕運機さん宜しく!