2018年9月23日日曜日

もち米の収穫と「はぜ掛け」

どうも、そらやともきです。

前回の稲刈りから1週間が経ちました。今日は、餅米の収穫日です。<参考サイト>前回の稲刈りはコンバインに活躍してもらいましたが、今日は、コンバインに続きトップカーとバインダー(稲刈り器)の出番です。

左から、トップカー・バインダー・コンバイン



我が家では、餅米の藁(わら)は畑で畝に被せる為に使用したり、お宮のお飾りを作成する為に、米を取り除いた藁のみ竿に掛けて天気干しをして別に乾燥をさせます。

まず、田の周囲一部をバインダーで刈り取ります。バインダーはコンバインと違い米を取り藁を粉砕する事が出来ません。鎌と同様、稲を刈り取り、その藁を専用の紐で縛るまでしか出来ません。そして、トップカーは藁を回収するのに使用します。

バインダー


どうして、バインダーを使うかと言うとコンバインでは藁を紐で縛る機能が付いていないのです。竹竿に藁を干すには、藁の根元を紐で縛っていなければならないからです。

でも、バインダーで刈り取られた藁には米が付いたままです。この米はコンバインに手動で挿入して、米だけを取り藁を粉砕さす工程はオフにしときます。これで、藁だけの状態に持って来て、竹竿にかけます。私の地方では、こういう風にした竹竿に藁を掛ける事を「はぜ掛け」と呼んでいます。

はぜ掛けの状態


まぁ、全てを藁だけにせず要る量だけ「はぜ掛け」するので、残りはコンバインで通常通り刈り取ります。




これで、餅米の刈り取りも終了です。後は、二日間乾燥機に入れてから籾摺り作業ですね。

昔は、コンバインは無く全てバインダーで刈り取り「はぜ掛け」作業をしていました。コンバインを使うより3~4倍の作業量で大変でした。家族総出で稲刈りに当たっていましたね。今は、極端な話ですが機械化が進み1人でも作業が行える状態です。

あっ、途中で珍客が私の膝の上に来られて稲刈り見学をしていました。

コンバイン乗車中、イナゴと




2018年9月22日土曜日

ポルシェ製のトラクターをご存知ですか?

うも、そらやともきです。

ある記事が目に止まりました。ポルシェ製ディーゼルトラクター

エッ、ポルシェてあの高級スポーツカーの?記事を読むとどうやらその通りです。まず、驚いたのがあのポルシェ製のトラクターと言う物が実在していた事自体を知らなかったことです。そして、そのトラクターがポルシェのイベントでレースに出るというのです。


ポルシェ製トラクターは2018年9月29日と同年同月30日のレースに参加予定となっていますが、これらのレースでは面白い方式がとられる予定です。  1つは「ル・マン式スタート」という方式がとられること。  これはスタートの合図とともに、ドライバーがコースを横切ってマシンに向かって走り、マシンに乗り込んでスタートするというものです。
引用元:(エスクァイア日本版)「ポルシェ」製農業トラクターによる初レース開催!

これは、面白い流石ポルシェと思いました。そもそもトラクターがレースに出場するなんて発想!思った事もなかった。そんなトラクターもポルシェの歴史を刻んでいる訳ですね。そして「ル・マン式スタート」だなんて格好いいですよね。トラクターに飛び乗るなんて、どんな絵になるんだろう?とりあえず、今度自分がトラクターを運転する前にル・マン方式でトラクターに乗り込みたいと思います(笑)


こういうレース主催は、日本では無いだろうな~。やれば面白いだろうし、農業に興味を持ってもらえる助長にもなるだろうと思うけどね。

あのランボルギーニも!トラクター製造

そして、何と調べてみると、あのランボルギーニもトラクターを製造しているではありませんか!こちらは、現役で製造販売がされているようです。日本国内でも販売がされているようです。


1949年ランボルギーニ・トラットリーチ SpAを設立した。当初はただ同然で手に入れた軍放出車両のモーリスエンジンを用いた一般的なものであったが、後に自ら開発した排気熱で軽油を気化するイン・パボリザトーレというシステムを使って高性能なトラクターを作った。引用元:(ウィキペディア) ランボルギーニ

下記のサイトは日本国内での販売店です。近未来的な格好いいトラクターです。
<参考サイト:㈱コーンズ・エージ―>ランボルギーニトラクター

ランボルギーニもスポーツカーのイメージしかありませんでしたが、驚きました!

現代の農業は、トラクター抜きには作業も効率よくは進みませんよね!そんな、トラクターの歴史を少し覗くと面白く感じました。

そしていつかは、ランボルギーニのトラクターに乗って作業をするのもいいね!なんて思ったりします。まぁ、ランボルギーニを買えるくらい稼がないとね。中古なら買えるかな・・・

2018年9月20日木曜日

スマート農業に小規模農家は当てはまるのか?

どうも、そらやともきです。

日本の農業を救う?スマート農業と言う記事を見た。2023年度にはスマート農業の国内市場規模は333億3900万円と予想されているそうだ。

平成25年11月に、<参考サイト:農林水産省>「スマート農業に向けた研究会」を立ち上げてから推進方策等について検討が進んでいる。

記事を読んだ限りの私の感想は、ITやロボットが主役の世界に見えた。農業を自動化(機械の自動運転等)する等、新しい試みは素晴らしいと思う!

小規模農家の現状
ただ、小規模農家には高額になるであろう機械等、手が出る筈もないだろうなとも思う。こういうスマート農業は、資金力がある一定規模の農家でないと出来ないであろうと思うのが第一印象だ。

恐らく、将来的には小規模農家は減り続けて、その耕作放棄農地は集約され企業や法人が新たに運営をして行く農業にシフトしていくのだろうと思う。スマート農業の試みは賛成ではあるのだが、現存する小規模農家が大多数を占める日本の農業を考えると、農業に携わっている人達が皆、スマート農業の恩恵を受けれるようになるのかといえば疑問が残る感じがする。という事は、スマート農業のこれからの浸透度にも疑問が残る。

実際、我が家のような小規模兼業農家は通常の農機具を買うだけでも「清水の舞台から飛び降りる」くらいの覚悟を持って購入している。

スマート農業の将来像に思う事
「スマート農業の将来像」過酷な労働からも解放され誰もが取り組みやすい農業になり若者も農業にトライしやすくなると将来像を描いている。随分と昔の話ではあるが、私は農業を専門にしたいと思った事があり、農業大学やら仮に学ぶ期間の補助の事やら調べた事があるが、案の定、資金繰りで折り合いがつかず断念した経験を持っている。残念な言い方だが、やはり始めようにも資金がいるのだ。トライしやすくなるというのは資金の面でも充分でなくてはならいと思う。そこの所もスマート農業と並行して議論をしてもらいたいと思う。

今後の、スマート農業の行く末を見守りたいと思う!

2018年9月19日水曜日

ニンニク作り5 約11mの長さの畝1本で、どれだけの量のニンニクが収穫できる?

どうも、そらやともきです。

今日は、畝立てをします。
稲刈りが忙しく、ニンニク栽培にかける時間が中々取れませんでしたが、やっと畑に来れました。

いつもの相棒の耕運機君を畝作り仕様に変身してもらいました。



畝立て中、横の苗はラッキョウ


畝を立てた後は、がんぜきで土の表面を平らに均します。




2a(200㎡)を父から借り受けはしたものの、いざ畝を立ててみると11m位の長さの畝が一つで我が家が一年で消費する分だけのニンニクが確保が出来そうな事が判明しました。


穴開きマルチを使用

約11mの畝で、どれだけの量のニンニクが収穫できる?
穴開きマルチを使いましたが、5つの穴が縦に75個ということは、5×75=375の穴がある計算です。一つの穴に6片出来るとして、6×375=2,250片出来る計算です。これを黒ニンニクにして、一日1人一片を3人で食べるとして2,250÷3=1人辺り750片確保が出来ます。これを何年分あるかに換算すると750÷365=2.05年ざっと2年分はある計算になります。まぁ、単純計算な上に素人が作るニンニクです。計算通りにはいかないでしょうが・・・

と言う事で、そうなんです。充分過ぎるくらいある訳です!

て事は、2aも耕して土作りをしたのに、残りをどうしよう1a以上余ってる(笑)

せっかく土作りをしたんだし!別の作物を植えるつもりでいます!ただいま、思案中です。

今週中には、ニンニクを植えたいと思います。

追記です。
調べましたが、ニンニクは一玉に6片出来る訳ではなく平均で4~6片が出来るそうです。まぁ上記の計算は、チョット欲張ったおおまかな計算になりますね。どちらにせよ、来年の収穫時には、収穫量の報告が出来ると思います!

2018年9月18日火曜日

稲刈り後の米は、その後どうするのでしょう?

どうも、そらやともきです。

玄米になるまで
<参考サイト>昨日に刈り取った米は、籾摺りをして籾殻を取り除き玄米にします。

今日は、その過程を紹介しましょう。乾燥機までに籾(米)を入れ込むまでは紹介をさせて頂きましたね。

では、その続きからです。乾燥機に入れ込まれた籾(米)は、刈り取りされたばかりで、籾(米)に含まれる水分量が高いのです。この水分量を適度とされている水分量までに乾燥機を使い水分量を下げます。

因みに我が家で取れた籾(米)の水分量は、22%でした。これを、適値とされる15%まで下げます。

乾燥機はクボタ製の<参考サイト:クボタ>こちらを使っています。操作パネルは全てプログラム化され、全て自動です。私は、『ポチッ』とボタンを押すだけ!電子パネルには、現在水分量から設定水分量、温度、乾燥するまでの時間、出来上がり時間等、全て一目で確認が出来るようになっています。本当っ便利!

乾燥させた籾(米)は、こちらのパイプ内を通り籾摺り機へと進みます。


矢印のパイプを通ります。


ここで、籾摺り機へときて米と籾を分別する訳です。


脱穀機


そして、籾殻となった籾殻は別ルートで籾殻専用袋へと排出されます。



白矢印を通り籾殻袋へ


米だけとなった、米はさらに選別機へと進み良米と未熟米に振り分けられます。良米だけが、こちらの米袋へと排出されます。


選別機


白米ではなく玄米で保管する理由
ここまでが、米になるまでの課程ですが、私達が食卓で普通に食べている白米の状態ではありませんね。現段階では、玄米の状態です。

白米にするには、さらに精米という過程をへて玄米➡白米となる訳です。

話は、戻りますがこの籾摺りが終わった玄米の状態で、米専用の冷蔵庫に入れて保管をします。

「なぜ、玄米のまま保管するの?」それは、食べる前に精米をした方が良いからです。玄米の状態で保管をした方が鮮度を長く保つ事が出来るからです!

2018年9月17日月曜日

稲刈りが進行する様子 第一弾

どうも、そらやともきです。

題名の通り、第一弾と言う事は第二弾もあるの?はい、あります。今日は、いつも食卓で食べる普通米の収穫です。1週間後には、もち米を収穫する予定です。

この程度の黄金色になったら収穫時期です。
さて、稲刈り準備を始めます。




まず、田んぼの中にコンバインが入る入口と、田んぼ四隅にもコンバインが旋回が出来るスペースを作る為、手狩りでスペースを作る事から始めます。





もう、この作業だけでも結構汗だくですよ。

この作業を済ますと、いよいよコンバインの出番です。



そして、延々と刈り続けて行きます。収穫した籾は、コンバインに附属されている専用タンクに溜まっていきます。このタンクが一杯になると排出しないといけません。そこで、前回、<参考サイト>軽トラに載せたコンテナに籾を移し替えます。
このように、移し替えます。この辺りは、全て機械化され楽ですね。




そして、籾は持ち帰り乾燥機に送り込みます。



コンテナ下部に赤いホースを繋ぎます。



そして、ホースの片側は乾燥機の籾張込み口⇩に設置します。




籾はコンテナ下部に付いているポンプで乾燥機に送られます。



ホースの先端は、このような構造になっています。⇩あのスプリングのような物が回転して籾をホース内を移動させているんですね。



我が家の乾燥機は15俵くらい入ります。今日は、この作業を3回くらい繰り返し乾燥機上限の15俵にしましたよ。

さぁ、稲刈りは1日続いて後少し!我が家の場合は⇩田んぼの周囲から内側へと刈り込んで行きます。人によって刈り方が違ったりする場合があるようです。特には、こう刈らないといけないとは決まっていません。




そして、終了!田は丸坊主となりました。



奥にある刈残しは、もち米です。来週に刈りますよ~。

さぁ、次回は籾を乾燥させて、籾摺り編に入ります。

2018年9月16日日曜日

農業がある生活もいいですよ

どうも、そらやともきです。

栗が収穫ごろです。我が家は栗畑も所有していて、10本くらいの木はあるかな。でも、全く手入れはしていません。

農業を少々、仕方ない気味に始めてみたものの周囲を見渡して見ると、田、畑、果樹といろいろ揃っているではありませんか!これって、恵まれた環境なのでは!?

果樹は、ほぼ放置状態で実の付きは良くないです。ですが肥料等を的確に散布をすれば、良い状態まで持っていけるのではとこの頃思っています。

やってみるか!果樹の個々の特性を良く調べてみて果樹達を元気にしたいと思います。
まだ、最近の私の記事は「やってみるか!」ばかりで実行が伴っていませんが、これから実行に移せば楽しくなる筈です!計画⇒実行⇒成果を出し、この記事を見て下さる方の有益な記事にしたいと思います。

そして、今日は我が家が所有している栗畑へと栗拾いに行きました。大量に収穫しました。

そして今夜は、栗ご飯です。



自然と環境に感謝!!